令和6年度能登半島地震に関するこころとからだの相談について I-Support(健康相談「みんなの家庭の医学」)
災害後のこころとからだのケア
この度の令和6年能登半島地震で被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。
今回のような大規模な災害発生時は、実際に被災した方だけでなく、映像や情報を見聞きした方におかれましても心身の不調が起こりやすい状況が想定されます。
I-Support(健康相談「みんなの家庭の医学」)では、災害後のストレスケアに関するご相談もお受けすることが可能です。
以下をご参考いただき、ご心配な方は早めに専門スタッフにご相談ください。
●災害によるストレスは誰でもが感じるものです。
災害のような生命の危機に遭遇した後には、以下のようなことが起こります。
・身体的反応(ふるえ、めまい、敏感・硬直反応など)
・心理的反応(パニック、無反応など)
これらの反応は「震災後に起こる当然の反応」として捉え、セルフケアを行うように努めましょう。
以下に一般的な災害後のストレス反応をまとめました。こうした反応が長期間続く場合には、医師や社内外の専門スタッフに相談するようにしましょう。
心理面:気分の高揚、イライラ、不安、孤立感、無気力、パニックなど
身体面: 睡眠障害、頭痛、倦怠感、動悸、食欲不振、腹痛など
思考面: 自責感・罪悪感、集中困難、記憶・思考の混乱、判断力の低下など
行動面: 他者との交流を避ける、飲酒量の増加、過食、怒りっぽくなるなど
●セルフケアの方法について
災害後のストレスに対処するための方法を以下にまとめました。
セルフケアを行っても長期間(目安としては震災後1カ月以上)ストレスの影響が感じられる場合には、専門的なケアが必要であると考えられます。
その場合には、医師や社内外の専門スタッフに相談するようにしてください。
・親しい人と共に過ごす時間を増やす
・無理のない範囲で、周囲の人に自分の感情について話をする
・SNS等の情報を鵜吞みにせず、必要な情報のみに耳を傾ける
・しっかりと食事をとり、なるべく規則正しい生活を送るよう心がける
・エコノミークラス症候群を防ぐため、同じ姿勢が続かないようこまめに手足を動かす
・一日1リットル以上を目安に水分を十分に取り、トイレを我慢しない
・こころとからだの健康相談などの専門機関を積極的に活用する
当組合が契約している I-Support(健康相談「みんなの家庭の医学」)では、災害後のストレスケアに関するご相談もお受けしています。
ご本人のケアだけでなく、ご家族や同僚のケアについてのご相談も可能です。
お電話口にて「災害後のケアについて相談したい」とお伝えください。
≪令和6年能登半島地震 特設健康相談ダイヤル≫
2024年3月末まで、期間限定で下記フリーダイヤルにてこころの相談も受け付けております
からだ(+臨時こころ)の健康相談 ℡☏ : 0120-868-228
からだの相談:24時間365日
こころの相談:平日9:00-21:00 土曜10:00-18:00(日・祝・1/1・2・3休)受付
*大事な方々にもお知らせください :災害後のこころとからだのケア
こちらのQRコードからも入れます