家庭のストレス・マネジメント
育児の不安解消(乳幼児期編) 心の発達
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愛着の形成
乳幼児期の心の発達には、愛着の形成が大前提です。
愛着の形成は、子どもの人間に対する基本的信頼感をはぐくみ、その後の心の発達、人間関係に大きく影響します。乳幼児期に愛着に基づいた人間関係が存在することが、その後の子どもの社会性の発達には重要な役割を持ちます。
愛着とは、子どもが特定の他者に対して持つ情愛的な絆のことです(ボウルビィ)。
愛着の形成
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1前愛着段階で、子どもは特定の他者を区別することはありません。人の声や顔に対して注意を向けたり、微笑したりという行動が見られます。
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2愛着形成段階で、特定の他者に対して微笑したり、発声したりして、自ら働きかけるようになります。
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愛着形成段階です。特定の他者に対して後追いしたり、抱きついたりといった愛着行動が見られるようになります。愛着を形成した人と見知らぬ人との区別がつくようになります。さらに、愛着の対象者を安全基地として、外の世界に遊びに行くことができるようになります。
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4愛着の対象者がその場にいなくても、愛着を維持できるようになります。また、愛着の対象者の感情や行動から、自分の行動をコントロールして相手との関係を調整できるようになります。
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先生 愛着の形成は、心の発達の基盤になります。愛されて守られていることを伝え、安心させてあげましょう。