家庭のストレス・マネジメント
家族のメンタル疾患 もう一度チェック(結果)
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誰も人がいないのに、声が聞こえてくると言う。
子どもの頃は、まだ脳の発達が未成熟です。そのため、時に想像の世界の出来事を現実の世界の出来事として認識することがあります。子どもにとっては、現実の出来事なので、そのまま受け止めてあげることが大切です。しかし、思春期以降になって誰かの声が聞こえてきた場合、統合失調症の疑いもあります。症状によっては、精神科の診断を受けましょう。
  ⇒ 「2.各種メンタル疾患」の「統合失調症」をご覧ください。
目を離すとすぐどこかにいなくなってしまう。
乳幼児の頃は、興味のあるものを見つけると好奇心を押さえることができません。いくら言い聞かせても無理な場合もあります。「ここにいて欲しい」というメッセージを子どもが分かるように伝えてみてください。目を見て、理由をはっきりと伝え、短く、簡潔に伝えることが大切です。あまりにも多い場合は、AD/HD、LDなどが疑われますが、まず子どもの興味が何にあり、どうして好奇心を押さえられないのか?を確かめて見てください。
  ⇒ 「2.各種メンタル疾患」の「発達障害:AD/HD」「発達障害:LD」をご覧ください。
独り言や独り笑いが多い 。
人間は、自分の頭の中の思考を言葉に出すことで整理するという作業を行います。子どもの頃は、言葉が未発達なため特にこの作業を多く行います。思春期以降になっても独り言や独り笑いが多いようでしたら、内容に注意してください。特に、明らかに誰かと話していたり、自分に話しかけているような場合は、統合失調症が疑われます。専門家に相談しましょう。
  ⇒ 「2.各種メンタル疾患」の「統合失調症をご覧ください。
子どもの頃から目が合わない。
視力に問題はありませんか?養育者など一番身近な人に興味がありますか?言葉の発達は、同年齢の子と同じくらいですか?養育者に、指を差してものを教えたりしますか?全てがNoの場合、自閉性障害の疑いがあります。専門家に相談することをお勧めします。
  ⇒ 「2.各種メンタル疾患」の「自閉性障害」をご覧ください。
体がだるそうで、動きが鈍い。
体の発達には個人差がありますが、興味の対象に近づくときに注目してください。物事に興味があるようですか?自分を取り巻く周りの世界に興味がない、やる気がないような状態であれば、うつ症状や統合失調症が疑われます。ただ、程度は様々で、単に落ち込んでいる状態から専門家の介入が必要な程度まであることをご理解ください。また、興味はあるが近づいて行くときに動きが鈍いということであれば、LDの疑いもあります。いずれにしても、専門家に相談することをお勧めします。
  ⇒ 「2.各種メンタル疾患」の「うつ病」「統合失調症」「発達障害:LD」をご覧ください。
学校で授業中、机に座っていられないようだ。
幼稚園・保育園から小学校に上がると、1時間机に座っていることが苦痛な子どもは多いです。始めのうちは、座っていられなくても当然です。しかし、よく言い聞かせて小学校入学後約1年以上経ってもじっと座っていられないようであれば、AD/HDやLDの疑いがあります。専門家に相談することをお勧めします。
  ⇒ 「2.各種メンタル疾患」の「発達障害:AD/HD」「発達障害:LD」をご覧ください。
人の話を、聞いているのか聞いていないのか分からない
どうして聞いていないのかに注目してください。何か別のものに興味を引かれていて、聞いていないのであれば、本人にとって理解できそうなときに、目を見てはっきりと伝えてみてください。それでも、聞いていないようであれば、自閉性障害が疑われますので、専門家に相談してみてください。
  ⇒ 「2.各種メンタル疾患」の「発達障害: AD/HD」「発達障害: LD」「発達障害:自閉性障害」をご覧ください。
いつもふさぎこんでいて、ほとんど話をしてくれない。
どうしてふさぎこんでいるのか、原因が分かりますか?特に思春期などには、学校であったことや友達とのことを家族に話そうとはしない時期があります。サポートしたい気持ちを伝え、話をよく聞いてみてください。
  ⇒ 「2.各種メンタル疾患」の「うつ病」「統合失調症」をご覧ください。
嫌なことをしようとすると、お腹が痛くなることがある。
ストレスから心身症の症状が出ていることが考えられます。ストレスの原因を解消するか、全く別のことを考えながらスポーツをするなどのストレス対処法を行うことが有効です。これは、気持ちの持ちようではなくて、本当にお腹が痛いということを理解してあげてください。
  ⇒ 「2.各種メンタル疾患」の「心身症」 をご覧ください。