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実際の自己負担額と医療費通知記載の自己負担額が違っていますがなぜですか?
医療費通知は医療機関から健保組合に提出されるレセプト(診療報酬明細書)をもとに作成されます。
レセプトには診療報酬点数のみが記載され、実際の患者の自己負担金額の記載はなく、診療報酬1点10円とし、自己負担割合を乗じて自己負担金額を算出しています。
また、審査機関(※)において点数の修正がなされることがあります。
※審査機関:社会保険診療報酬支払基金
このため、主に以下の理由で、実際の支払金額との差異が生じます。
・医療機関では10円未満を端数処理(四捨五入等)した金額を支払っている
・公費負担や自治体の医療費助成がある場合、窓口での支払金額は軽減されている
(医療費通知には軽減を受ける前の自己負担額が記載されます。ただし公費等の内容により軽減を反映した金額の記載となることもあります。)
・患者側の事情により医療機関への支払期限の延長、分割払い等を行っている
・審査機関において点数の修正があったが、医療機関では修正前の点数に基づき自己負担分を支払っており、その後修正に伴う精算をしていない
確定申告で医療費控除の適用を受ける際は、申告者がその年中に実際に負担した金額を申告することとなりますが、具体的な申告方法や留意事項、端数処理にかかる取り扱い等については国税庁HPまたは申告先の税務署にご確認ください。