家庭のストレス・マネジメント
育児の不安解消(乳幼児期編) もう一度チェック(結果)
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人見知りが激しい。
先生
人見知りは、養育者との愛着が形成された証ですから、子どもの成長の証とも言えます。 あまりにも人見知りが激しいようだと、養育者の負担が増えてしまいますが、子どもの寂しいというサインかもしれません。
  ⇒ 「3.心の発達:愛着の形成」
をご覧ください。
何でも自分でやりたがる。
先生
子どもは2歳くらいから、何でも自分でやりたがり、やらせてもらえないとかんしゃくを起こすという反抗期があります。これは自己と他者の区別が付くようになり、自分という存在が理解でき始めたからです。発達にとっては、次のステップへと上がるためのとても大切な1段階なのです。温かい目で見守ってあげることが大切ですが、かんしゃくを起こせば自分の思い通りになると子どもが覚えてしまわないよう、ダメなときはきちんとダメと教えることが必要です。
  ⇒ 「2.脳の発達:脳神経細胞の成長」をご覧ください。
なかなか這い這いをしない。
先生
這い這いを始める時期には個人差があります。また、這い這いをせずに歩き始める子どももいます。
  ⇒ 「1.乳幼児期の発達:発達の個人差」、「4.体の発達:這い這いと二足歩行」をご覧ください。
なかなか歩かない。
先生
歩き始める時期には個人差があります。這い這いはしていますか?つかまり立ちはしていますか?余りにも歩き始めるのが遅く、体の動きが固まっていてぎこちないようであれば、専門家へ相談してみてください。
  ⇒ 「1.乳幼児期の発達:発達の個人差」「4.体の発達:這い這いと二足歩行」をご覧ください。
離乳食を食べない。
先生
離乳食の時期は、食べ物に慣れる時期です。嫌がるものを無理やり食べさせるというよりも、食べ物に興味を持てるように働きかけてあげてください。お父さんやお母さんがおいしそうに食べる姿を見て、子どもは食べ物への興味を深めることができます。量の目安は、お子さんが昼間機嫌よく遊んでいるかで判断することができます。お腹が空いてむずがるようなことがなければ、大丈夫です。
  ⇒ 「2.脳の発達:脳機能の発達」「4.体の発達:視覚・聴覚・体性感覚」をご覧ください。
言葉をなかなか話さない。
先生
言葉の発達には個人差があります。言葉というのは大好きな誰かに何かを伝えたいという意図から始まります。大好きな誰かができているようですか?言葉を話さなくても、周りの人とコミュニケーションが取れているように感じますか?視線は合いますか?視線が合わず、意思疎通が図れないようであれば、専門家に相談してみてください。
  ⇒ 「3.心の発達:愛着の形成」をご覧ください。
保育園・幼稚園でお友達と遊べない。
先生
3、4歳くらいまでは、まだ1人で遊ぶことの方が多く、なかなか上手くお友達と一緒に遊ぶことはできません。成長と共にお友達とも仲良く遊べるようになります。お友達と上手く遊べ ないということは、何か興味があるものを自分のものにしたいという欲求や、お友達以外に興味の対象がある場合が多いので、子どもの興味を理解してあげることが大切です。
  ⇒ 「3.心の発達:社会性の発達」をご覧ください。
すぐ機嫌が悪くなってかんしゃくをおこす。
先生
かんしゃくというのは自分の気持ちがコントロールできずに起こっています。無理やり我慢させるより、子どもの気持ちを受け入れてあげることが大切です。3歳くらいになり、自分の気持ちをコントロールできるようになれば、減ってくるはずです。また、かんしゃくを起こしたら自分の言うことが受け入れられるということにならないよう、かんしゃくを起こした理由を聞いて理解してあげることが大切です。
  ⇒ 「2.脳の発達:脳神経細胞の成長」「2.脳の発達:脳機能の発達」をご覧ください。
じっとしていられない。
先生
乳幼児期の子どもは好奇心旺盛です。興味があるものを見つけるとじっとしていられません。公共の場、危険に関わる場合は、「ダメ」という意思表示も必要です。
  ⇒ 「2.脳の発達:脳神経細胞の成長」「2.脳の発達:脳機能の発達」をご覧ください。
養育者の言うことを聞かない。
先生
乳幼児期の子どもは、基本的には自分中心です。自分以外の他者のことを完全に理解することはできません。自分の意志に反することはできません。子どもの気持ちを理解してあげ、子ども自らがやりたいという気持ちになるようにしてあげましょう。言葉が通じてないような気がするなどコミュニケーションが図れていないような感覚がある場合は、専門家に相談してみましょう。
  ⇒ 「2.脳の発達:脳機能の発達」をご覧ください。
養育者のもとをいつまでたっても離れることができない。
先生
乳幼児期の子どもは、まだまだお父さんやお母さんなどの身近な人が安全基地です。離れないというのは、身近な人のことを大好きな証です。あまりにもひどい場合は、寂しいという子どものサインなのかもしれませんね。
  ⇒ 「3.心の発達:愛着の形成」をご覧ください。