Stress Basic Lesson
基礎知識編 ストレスと身体への反応
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不定愁訴
はっきりした病名はつきませんが、ストレスの反応として現れる身体の症状があります。
不定愁訴とは、病気ではないものの日々の生活をするうえで気になったりつらくなったりする症状のことで、症状の場所が複数であったり固定していないことから、不定愁訴と呼ばれています。
症状の場所
症 状
全身的
全身倦怠感、易疲労感、ふらつき感、めまい感、熱感
神経筋骨格系
頭痛、頭重、肩凝り、背腰痛、しびれ感、
心・循環系 のぼせ、動悸、胸痛、苦悶感、四肢熱感・冷感
呼吸器系  呼吸促迫、息切れ、息苦しさ、喉頭閉塞・異物感、咳
消化器系 食欲不振、かわき、悪心嘔吐、胃部不快、腹痛、膨満、便秘/下痢
皮膚泌尿器系 発汗、寝汗、かゆみ、乾燥、頻尿、排尿困難
その他 眼精疲労、耳なり
先生 不定愁訴は、なかなか病名がつかないことから、ご本人も不安が高まりますが、
心療内科などの専門医による治療を受けることが重要です。