Stress Basic Lesson
基礎知識編 ストレスの行動への反応
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退避症候群
ストレス反応として、職場でこんなことがありませんか?
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ストレスが溜まってくると、退避症候群という症状が出てきます。社会的な引きこもり状態ですね。
これは、外部からの情報量が多くなりすぎると、自動的に情報を締め出し、引きこもるという人間
の機能です。
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退避症候群 (Milgram, S.)
外部からの情報
接触を避ける
人と話すと、それだけでたくさんの情報が入ってくるので、人との接触を避けるようになります。また、伝えなければ通じないものもあるのに、疲れるので接触を避けて、業務の報告の回数が減ったりします。
重要ではないと思い無視
たくさん情報がありすぎると、自分にとって大切な情報を自然と選ぶようになるので、無視してしまう情報が出てきます。その結果、本当に必要な情報を見落として、ミスをしてしまうということもあります。
短期間で処理 自分では賢く能率よくこなしているつもりですが、もれが出てきます。
責任を回避 責任を取りたくないという気持ちが出てきます。
先生 退避症候群は誰にでも起こりうる症状です。まず、症状が出ていることを自覚することが大切です。事前にお願いしておいて、周りの人に指摘してもらうのもよいですね。
職場で退避症候群の症状が出ている人はいませんか?ストレスが溜まってきているサインかもしれません。退避症候群が出ている人とのコミュニケーションは難しい場合があります。
対処法は実践編をご覧下さい。。