ポイント
セルフチェック
1. ストレスとは?
- 日常生活に及ぼす影響
- ストレスのメカニズム
- ストレスと生産性の関係
- 意外と気づかないストレス
- ストレッサー(要因)
- ストレス反応
2. ストレスの身体への反応
- 自律神経
- 不定愁訴
- 心身症
- 睡眠障害
3. ストレスの心への反応
- 思考の偏り
- セルフエスティームの低下
- 裏感情
4. ストレスの行動への反応
- 問題行動
- 退避症候群
- コミュニケーション不和
5. ストレス対処の重要性
- ストレスからメンタル不全
- 慢性的ストレスへの影響
ストレス診断
もう一度チェック
ストレス反応として、職場でこんなことがありませんか?
ストレスが溜まってくると、
退避症候群
という症状が出てきます。社会的な引きこもり状態ですね。
これは、外部からの情報量が多くなりすぎると、自動的に情報を締め出し、引きこもるという人間
の機能です。
退避症候群 (Milgram, S.)
接触を避ける
人と話すと、それだけでたくさんの情報が入ってくるので、人との接触を避けるようになります。また、伝えなければ通じないものもあるのに、疲れるので接触を避けて、業務の報告の回数が減ったりします。
重要ではないと思い無視
たくさん情報がありすぎると、自分にとって大切な情報を自然と選ぶようになるので、無視してしまう情報が出てきます。その結果、本当に必要な情報を見落として、ミスをしてしまうということもあります。
短期間で処理
自分では賢く能率よくこなしているつもりですが、もれが出てきます。
責任を回避
責任を取りたくないという気持ちが出てきます。
退避症候群は誰にでも起こりうる症状です。まず、症状が出ていることを自覚することが大切です。事前にお願いしておいて、周りの人に指摘してもらうのもよいですね。
職場で退避症候群の症状が出ている人はいませんか?ストレスが溜まってきているサインかもしれません。退避症候群が出ている人とのコミュニケーションは難しい場合があります。
対処法は実践編をご覧下さい。。