ポイント
セルフチェック
1. ストレスとは?
- 日常生活に及ぼす影響
- ストレスのメカニズム
- ストレスと生産性の関係
- 意外と気づかないストレス
- ストレッサー(要因)
- ストレス反応
2. ストレスの身体への反応
- 自律神経
- 不定愁訴
- 心身症
- 睡眠障害
3. ストレスの心への反応
- 思考の偏り
- セルフエスティームの低下
- 裏感情
4. ストレスの行動への反応
- 問題行動
- 退避症候群
- コミュニケーション不和
5. ストレス対処の重要性
- ストレスからメンタル不全
- 慢性的ストレスへの影響
ストレス診断
もう一度チェック
ストレス反応が心の症状として出ると、ある偏った考え方をしやすくなります。
ストレスが溜まってくると
心理的視野狭窄
といって、考え方の視野が狭くなってしまいます。
この6つの考え方から抜け出せないとき、他の考え方が出てこないときが、ストレス反応が心に出て
いるときだと考えてください。
思考パターン6つの考え方
例
1.“イエスかノーか ”的思考
自分は何も正しく行うことができない。
私は誰も満足させることができない。
2.悲劇化する。
自分のことを認めてくれない。
きっと、部署全員からの自分の評価は低い。
3.結論を急ぐ
先輩は、今日、私のクライアントの世話をしてくれる交代要員を
探すと言っていたが、これはくびになるということだろうか?
4.“私は・・・すべきだ”という思考
私は仕事を一人で全て仕上げなければならない。
5.ラベル付け
私は能力のない人間だ。皆の足を引っ張って会社に迷惑を
かけてしまう人間なのだ。
6.責任の自己転嫁
私が昨日早く帰っていなければ、あんなトラブルは起こらなかったはずだ。
心理的視野狭窄
「これ、自分にも当てはまるなぁ。」という方もいらっしゃると思います。この考え方が1つ出てきたからといって、必ずしもストレスが溜まっているわけではありませんが、いくつもの考え方が同時に出てきた場合や1つの考えが頭から離れない場合は、ストレスの反応だと考えてよいでしょう。そんなときは、是非専門家(I-Support)に相談してください。