Stress Basic Lesson
基礎知識編 ストレスと心への反応
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思考の偏り
ストレス反応が心の症状として出ると、ある偏った考え方をしやすくなります。
ストレスが溜まってくると心理的視野狭窄といって、考え方の視野が狭くなってしまいます。 
この6つの考え方から抜け出せないとき、他の考え方が出てこないときが、ストレス反応が心に出て
いるときだと考えてください。
思考パターン6つの考え方
 1.“イエスかノーか ”的思考
自分は何も正しく行うことができない。
私は誰も満足させることができない。
 2.悲劇化する。
自分のことを認めてくれない。
きっと、部署全員からの自分の評価は低い。
 3.結論を急ぐ 先輩は、今日、私のクライアントの世話をしてくれる交代要員を
探すと言っていたが、これはくびになるということだろうか?
 4.“私は・・・すべきだ”という思考  私は仕事を一人で全て仕上げなければならない。
 5.ラベル付け 私は能力のない人間だ。皆の足を引っ張って会社に迷惑を
かけてしまう人間なのだ。
 6.責任の自己転嫁
私が昨日早く帰っていなければ、あんなトラブルは起こらなかったはずだ。
先生 「これ、自分にも当てはまるなぁ。」という方もいらっしゃると思います。この考え方が1つ出てきたからといって、必ずしもストレスが溜まっているわけではありませんが、いくつもの考え方が同時に出てきた場合や1つの考えが頭から離れない場合は、ストレスの反応だと考えてよいでしょう。そんなときは、是非専門家(I-Support)に相談してください。