Stress Basic Lesson
実践編(1) 環境を整える
トップへ 戻る 進む
脳と光の関係
脳はを主に目を通して受け取り、その光は体内時計を司る、視交叉上核とよばれる脳細胞群へ伝達されます。脳細胞群が自然の周期で規則正しく光と暗闇を採り込まなければ体内時計に狂いが生じ睡眠障害につながるのです。
参考:光の強さ(ルクス)・温度(ケルビン)

曇り
10000 ルクス
6500 ケルビン
晴れ
50000 ルクス
8000 ケルビン
真夏、 太陽の反射
を受けた雪
100000 ルクス

12000 ケルビン


白熱灯、蛍光灯
200〜500 ルクス
2800〜3700 ケルビン
夜勤の工場
5〜50 ルクス
2000 ケルビン
色温度はケルビンで表されます。一般に色温度が低いと赤っぽいオレンジがかった暖かみのある光となり、色温度が高くなるにつれて、日中の太陽光のような白っぽい光となります。さらに高くなると、青味がかったさわやかな光となります。

光を浴びるタイミングも、生体リズムに影響を及ぼします。
22 時以降から明け方5時にかけて明るい光にさらされると体内時計に遅れが生じ、
夜更かしや朝寝坊の傾向が強まります。
早朝5時から8 時にかけて光を浴びると体内時計を早める効果があり、早寝早起きを促します。